庭の照明のDIYは資格なしでも可能か?

庭の照明は、夜のお庭を演出する素敵なエクステリアのアイテムですが、電気工事が必要になるためDIYは難しいと考えている人も多いかもしれません。そこで今回は、電気工事の資格がなくてもできる照明のDIYの方法について紹介します。

そもそも電気工事というのは、資格を持っていないとできないことになっています。そのため、多くの人(無資格の人)は、照明のDIYができないことになりますが、実は資格がなくてもできる方法もあるのです。その方法とは、ローボルトライトやソーラーライト、電池式ライトを使う方法になります。

まず「ローボルトライト」とは、一般家庭で使われている100Vの電圧を12Vまで下げて使えるライトのことであり、電気工事の資格がなくても配線が可能です。このライトは、電圧を下げる機能を持つトランス(またはコントローラー)と呼ばれる装置とセットになったもので、100Vのコンセントから一旦12Vに変圧してから照明器具までの配線を行うことができます。100Vの電圧のままで配線をする場合は資格が必要になるのですが、12Vという低い電圧であればその必要はないため、誰でもDIYで設置できるようになるのです。それにローボルトライトは、後で説明するソーラーライトや電池式ライトと違って、電力が常に安定供給できるというメリットがあると言えるでしょう。

「ソーラーライト」とは、昼間の太陽光を電気エネルギーとして蓄え、夜に点灯させるものになります。太陽光を利用するので電気代がかからないというメリットがありますし、配線などの電気工事も必要ありませんが、雨や雪などで十分な太陽光が得られないと、点灯しないこともあるという点がデメリットです。そして「電池式ライト」とは、文字通り、電池で点灯させるライトのことで、配線の必要がなく場所を選ばないというメリットがありますが、定期的に電池交換が必要になるのがデメリットだと言えます。

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