雪国では意外とあるあるなことかもしれませんが、雪が多く降ると除雪作業をしなければなりません。
その時に、隣の家との境目が問題になってきます。
除雪時に誤って隣の敷地内に自分の家の雪が入ってしまうと、それをわざわざ戻してくる人もいます。
敷地が広く、隣の家と離れているようなところではそういう問題は起きません。
ですが、街中では比較的、隣の家と敷地が近いので、こういう問題が起きてしまうことがあります。
私的にはお互い様だとも思うのですが、そう思えない人もいるようです。
雪が降ってしまうと、隣家の敷地の境目がどこにあるのか分からなくなってしまいます。
狭い敷地に高い塀を立ててしまうと、かなり圧迫感がありますし、風通しも悪くなってしまいます。
また、視界が悪くなり、防犯上も良くないようです。
さらに、除雪作業もしにくくなってしまいます。
これらに理由からよほど大きな家で庭も広くなければ、高い塀を建てる家はほとんどないような気がします。
除雪での問題を考えると、やはり隣の家とは建物をギリギリにはせずに、広めに庭や通路などを取っておくのが理想です。
今住んでいる私の家も、隣家との距離が短いので、除雪問題が度々起こってしまっています。
特に今年の冬は大雪だったので、屋根からの雪もたくさん落ちてしまいました。
そのため、かなりの頻度で隣家との間の除雪作業をしなければなりませんでした。
こういう年もあるので、やはりエクステリア部分は一見、無駄な広さのように見えても、ある程度余裕を持って作っておくべきだと思いました。
私が幼少期に住んでいた家でも、こういう問題が起きていたようです。
田舎から出てきた両親はこういう経験が無かったようですが、街中に住むと、新たな問題が出てくるようです。
住む場所によって必要なエクステリアの形は変わってくるのだと思いました。
今後、もし雪国で家を建てることがあるならば、高い塀を建てるか、もしくは塀が無くても雪の対処が出来る家にしたいと思います。